IPAの発表した「DX白書2021」
2021年10月11日公開 独立行政法人情報処理推進機構 社会基盤センターより
https://www.ipa.go.jp/ikc/publish/dx_hakusho.html
DXの定義が曖昧ですが、IPAとしては
IPAとしては、「IoTから得られたデータを活用し、次に企業として進む方向を検討することができる仕組みを作って、その仕組みで常に変化し続ける(変革する)ことがDXです。」
(引用:「DXってIoTとどこが違うの?」https://www.ipa.go.jp/ikc/reports/mfg-dx-faq0104.html)
とのこと。
DX白書2021の内容で衝撃的なのは、IT、AIなどの日米を各項目で比較しているのですが、
凄いのはアメリカは30%以上が開発技術で「コンテナ/コンテナ運用自動化」を活用している。
日本は9%です。
AI導入はアメリカ44%、日本20%。
日本はDXが遅れていることをレポートでは強調している。
比較表で気になったのはこちらです。
「外部環境変化への機会としての認識」
(引用:DX白書2021)
日米誤差の範囲なのですが、1項目だけ10%以上の影響意識の差があります。
「ディスラプターの出現」の項目です。影響があると考えいるのはアメリカ68%、日本54%。
ディスラプター(disruptor)とは
創造的破壊者で、ここでいう意味は最新デジタル技術を使い旧サービスや市場を破壊的変えるサービスや企業になります。
「Airbnb」「Uber」「Netflix」などがあります。
日本では、卸売仕組みや規制や地域サービス格差がまだある為、意識が薄いと思いますが、
アメリカでは意識される項目になったことがわかります。
「Netflix」でいうと、日本のレンタルビデオは壊滅的影響がありました。