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RaspberryPiでプログラムを自動起動する方法

RaspberryPiでせっかく作ったプログラム、毎回コマンドやマウスで動かしてたらキリがない。
まして、電源入れたらひとりでに起動する組み込みで使用したい。自動化どうするんだっけ・・・

こんにちは、北神です。

RaspberryPiで、プログラムを自動起動する方法です。

古きLinuxユーザーの方は、init.dを想像するかもしれませんが、
今ではsystemdという仕組みが物凄く簡単ですので、ぜひsystemdを活用してみてください。

ます、systemdで起動する内容を設定する .serviceというファイルを作成します。
主にテキストのファイルですので、nanoやviで書き込みます。

[Unit]
Description= Custom Service
[Service]
Type=simple
ExecStart=/usr/bin/python3 /home/pi/service.py
[Install]
WantedBy=multi-user.target

Sytemdでは、service記述によりたくさんのオプションがあり、細かく設定する事ができます。
上記では、/home/piに保存したservice.pyをPython3で起動する単純な物です。

このファイルを、以下のコマンドでディレクトリにコピーします。
仮に hello.service としましょう。

sudo cp hello.service /etc/systemd/system/
sudo systemctl daemon-reload

これで、Systemdが読みに行けるファイルになりました。

実際に、起動を開始するには

sudo systemctl start hello.service 

終了する際は

sudo systemctl stop hello.service 

で行うだけです。

また、状態の確認は

sudo systemctl status hello.service 

で行えます。

簡単ですね。

最後に、自動起動を設定する際は、

sudo systemctl enable hello.service 

で行い、逆に自動起動を停止する際は

sudo systemctl disable hello.service 

で行えます。

非常に簡単ですので、覚えておいて損はないでしょう。

それでは!

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RaspberryPiでRAMディスク化する方法

RaspberryPiはLinuxで動いていますが、突然電源を切ってしまうと、ディスクを壊したりOSが起動しなくなる。
そんな問題が起きたりします。

回避のために行った内容をまとめていきます。

こんにちは、北神です。

RaspberryPiは組込み用途を想定された作りをしていない為、所謂「電源のブチ切り」には対応していません。

しかし、次第に組込み用途で使用される事が増え、世界中のエンジニアがアイディアを出し合い、とても良い方法が提案されました。

それは、「overlayfs」です。

この機能は、OSやアプリケーションの設定を変更せずに、起動時は、ディスクをRO(リードオンリー)に設定し、
起動後にアプリが書き込むファイルは、RAM上でRW(リードライト)にする機能です。

もう少し詳しく話しますと、

フォルダのアドレスをRAMやtmpに変更する必要がなく、書き換えや保存も”見かけ上”変更なく同等に実行されます。

しかし、見かけ上問題がないだけで、内部では書き換えや保存はRAM上で行われる為、保存ができたと思っても再起動をしますと保存前に戻ります。

さらに、試して気が付きましたが、書き込みがRAM上で行われる為、起動完了までの時間が少し速くなる事がわかりました。

ただ、ログ等の書き込みがRAMで行われてしまう為、電源を抜くと確認しに行く事ができない事を留意してください。

早速、そのoverlayfsの設定方法ですが

コマンドにて

sudo raspi-config nonint enable_overlayfs

これだけです。
これだけで、Rebootを行うと、起動時にROで立ち上がります。
書き込みや保存は全てRAMに転送されますので、保存されません。
これにより、電源ブチ切りを行っても、SDカードのディレクトリに障害は発生しません。
起動失敗による障害が減ると予想されます。

また、再びディスクに書き込みや保存を行いたい際は

sudo raspi-config nonint disable_overlayfs

を行い、再起動後に書き換えができます。

このoverlayfsに加え、systemd(systemctl)を駆使する事で、組込み用途で使用できるRaspberryPiに変化させる事できます。

それでは!

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RaspberryPiを用いた組込みや試作にも対応しております。

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