ZABBIXエージェントを使用しないサーバ監視方法(ping監視)
Zabbix 1.8.7の場合
○ZABBIXサーバの設定
■初期設定
通知用のメール設定
[メニュー] → [管理] → [メディアタイプ] → [Email]から設定
■ZABBIXサーバの監視設定
ZABBIXサーバ自体の監視を有効に変更
※有効にする前に下記不要な監視(FTP,IAMP,POPのサービス監視)を無効にします。
・プロセス監視の設定変更
1.[設定]→[ホスト]→ [Zabbix server – アプリケーション]を選択。
2.「Template_Linux:Processes」項目の[アイテム]選択
3.「proc.num[inetd]」を選択して無効に変更
・サービス監視の設定変更
1.「Template_Linux:Services」項目の[アイテム]を選択
2.「net.tcp.service[ftp]」、「net.tcp.service[nntp]」、「net.tcp.service[imap]」、「net.tcp.service[pop]」を選択して無効に変更
・ZABBIXサーバ自体の監視を有効にする
1.[設定]→[ホスト]→ [Zabbix server – 無効]を[Zabbix server – 有効]に変更
■テンプレートの追加
・テンプレートのダウンロード
http://www.zabbix.jp/modules/bwiki/index.php?ZABBIX-JP%B4%C6%BB%EB%A5%C6%A5%F3%A5%D7%A5%EC%A1%BC%A5%C8%C7%DB%C9%DB%A5%DA%A1%BC%A5%B8
(ZABBIX-JP監視テンプレート配布ページ)
Template_OS_Linux
Template_App_bind
Template_App_cupsd
Template_App_dhcpd
Template_App_ldap
Template_App_postfix
Template_App_sshd
Template_App_samba
Template_App_httpd
・ダウンロードしたテンプレートのインポート
1.[設定]→[テンプレート]→[テンプレートのインポート]を選択
2.「インポートするファイル」を指定してインポートボタンを押下
■ping監視用のテンプレートを作成
・テンプレートの作成
[設定]→[テンプレート]→[テンプレートの作成]を選択
下記を設定して保存
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名前 :Template_ping_check
グループ :Templates
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・アイテムの作成
[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check – アイテム]を選択
・[アイテムの作成]を選択
下記内容でアイテムを作成
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説明 :Ping Check
タイプ :シンプルチェック
キー :icmpping
データ型 :数値(整数)
データの形式 :10進数
値のマッピングの使用 :なし
アプリケーションの作成:icmpping
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・トリガーの作成
[設定]→[テンプレート]→[Template_ping_check – トリガー]を選択
・ [トリガーの作成]を選択
下記内容でトリガーを作成
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名前:Ping Check
条件式 :{Template_ping_check:icmpping.last(0)}=0
深刻度:重度の障害
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○監視ホストの追加
1.[設定]→[ホスト]→[ホストの作成]
2.下記内容を設定して[保存]
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名前:XXXXXXXXX
グループ:Linux servers
DNS名:XXXXXXXXXXXXXXX
IPアドレス:192.168.XXX.XXX
接続方法:IPアドレス
リンクしているテンプレート:Template_ping_check
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※XXXXには任意の値を設定
3.監視データの確認
[監視データ] → [ダッシュボード] に追加したホストが表示される