こんにちは、北神です。
今回は「GPS/GLONASS受信機u‐blox M8搭載」を使ってGPSの性能がどの程度かの確認を行いました。
確認を行なった方法は、ノートPCにu‐blox M8を接続しGPSのデータを記録し続けます。簡易的なロガーのような機能です。
この状態で、山手線を一周し、どの程度線路に沿ったデータが取れるかの確認を行いました。
結果はこちら。
GPSで受信したNMEAと呼ばれるメッセージを解析し、緯度と経度をGoogleMapsに反映を行いました。
ドットが細かすぎて潰れた図になっていますが、地図を拡大するとこのように綺麗に線路に沿ったデータが取得できます。
また、GoogleMapsには地図を航空写真に変える機能があり、
こういった地図を見た際に「あれ、山手線ってどこ走っていたっけ?」といった疑問を
こう、実際に乗って見て確認することができました。
今回試したかったGPSの性能としては、そこそこ実用レベルであり、他の分野でも利用することが可能かと思われます。ただ、何箇所かGPSの情報が取得できなかった箇所もあり、アンテナの設置位置や補正方法等の検討は必要そうです。
今回はノートPCをロガーの代わりに試して見ましたが、RaspberryPiやその他の機器に接続して持ち運びが出来た際は、もっと色々な使い方が出てくるんじゃないかと思った次第です。
では。
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